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与野公園で「どけん祭り」 上棟式や高所作業車体験も

上棟式の餅、菓子まき

上棟式の餅、菓子まき

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 「どけん祭り」が9月29日に与野公園(さいたま市中央区本町西1)で開催され、近隣住民や家族連れなどでにぎわった。主催は埼玉土建一般労働組合さいたま南支部(さいたま市南区鹿手袋6)。

一番人気の「高所作業車の乗車体験」

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 2017(平成29)年に北浦和公園と浦和北公園で行われて以来、7年ぶりの開催となった同祭。「組合員同士での運動会などの行事は行われていたが、コロナ禍もあり一般を受け入れるイベントはなかなか開けなかった」と、女性初の支部長に今年就任した北田登貴美さんは話す。

 各分会が焼きトウモロコシや綿あめ、フライドポテト、カレーなどの模擬店を出店。開店直後から多くの人が訪れ、昼過ぎにはほぼ売り切れになるほどの盛況だった。丸太切りやかんながけ、畳コースター、箸作りなど職人が所属する団体ならではの体験型イベントも行った。

 中でも一番長い行列を作っていたのは「高所作業車の乗車体験」。ハーネスとヘルメットを着用し、普段は見ることのできない地上12メートルほどの高さからの景色を楽しんだ。体験した小学3年の児童は「下からだとそんなに高そうに見えなかったが、乗ってみるととても高く感じた。校舎でいうと3階くらいの高さだと聞いてびっくりした」と話していた。

 祭りのメインイベント、上棟式の餅まき、菓子まきは2回行われた。「1回目から参加者が多く、2回分の餅や菓子をまききってしまった。新たに3倍以上の量の菓子を用意したが、すぐになくなってしまうほど多くの方に来ていただいた」と南支部の廣間祥さんはうれしい悲鳴を上げる。「目にする機会が減ってしまった上棟式を思い出すことや、新たに知ってもらう機会になれば」という思いで上棟式を行ったという。

 前支部長で現顧問の菅谷東治さんは「想定以上に多くの人に来てもらった。前回の開催時を超えるほどになったのでは」と話す。

 北田さんは「区民まつり(南区、浦和区)では木工教室のブースを出店するので、参加してもらえれば」と呼びかける。

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