大宮公園で3月26日、桜の基準木で5~6輪以上の花が咲き、同公園事務所が10時に開花宣言を行った。
さいたま市は前日の25日の最高気温が22.4度を記録するなど、ここ数日春の陽気が続いている。26日も13時に19.9度を観測するなど、曇りにもかかわらず引き続き暖かく、園内の桜は次々に花を開いている。
大宮公園は桜の名所として知られ、1990年には財団法人日本さくらの会による「さくら名所100選の地」にも選ばれている。園内に約1000本ある桜はまだつぼみのものが大半だが、今後1週間から10日ほどで見頃を迎えるという。同公園では、27日から毎日19時~21時に桜のライトアップを行う予定。同公園事務所では、公共交通機関での来園を呼び掛けている。