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さいたま新都心に子ども大人が育ちあう新交流拠点-クラウドファンドで資金募集

プロジェクトの泉さん、大場さん、佐藤さんと、舞台となる一軒家

プロジェクトの泉さん、大場さん、佐藤さんと、舞台となる一軒家

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 さいたま新都心のある民家を舞台に、子どもと地域の大人が互いに育ち合う新しい交流拠点「てらこやラボ新都心」をつくろうとプロジェクトが立ち上がり、場づくりのための資金をクラウドファンドで募集している。

てらこやラボ新都心-庭改造プロジェクトのイメージイラスト

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 拠点として整備が始められているのは、さいたま新都心の南東側、徒歩約10分の場所に位置する築50年の広い敷地の一軒家。家主の大場明美さんと、放課後の小学生の居場所づくりを模索していた泉真帆さん、子育て中の大人と子どもたちの居場所づくりを模索していた佐藤裕子さんが出会い、プロジェクトがスタートした。

 同プロジェクトでは、「小学生の放課後」と「地域の大人」にフォーカスした場づくりを計画。「小学生を持つ両親にとって安心して『地域に預けられる場所』であり、地域の大人にとっては自分の特技を生かして場づくりに関わることで自分の新たな『居場所』になること」を目標として、一軒家と庭を生かした場づくりを企画している。

 4月のスタートに向けたプレオープン企画では、「秘密基地づくり」「宝の地図づくり&宝探しごっこ」「小学生の放課後わくわくコラージュ」などを企画し、すでに多くの親子連れなどでにぎわっている。「一軒家と広い庭を生かして、レンタルスペースやシェアオフィス、コワーキング的な日も設けていきたい」と運営のアイデアは尽きない。

 「子どものころ、放課後といえばレンゲの花飾り、ジュズダマ、オタマジャクシなど、周りに遊ぶものがたくさんあり、そこが子どもの居場所だった」と話すのは泉さん。「時代が変わっても、子どもは自然の中で水遊びや藪(やぶ)こぎをする『本能』を持っている。小さな自然でも、日常的に触れることができる場が子どもには必要。また、子どもは群れて遊ぶ中で、年上の子や地域の大人からいろいろなことを学ぶ。親でも学校でもない、地域との『斜めの関係』を作れる場にもしたい」と意気込みを話す。

 佐藤さんは小学生と中学生の2児の母。「自分が子育てをする中で、保育園や学童に通う子どもを持つお母さんのための場づくりをしてきたが、子どもが成長とともに、自分自身の興味や場のあり方についての考え方も変わってきた。最近は、小・中学生が自由に子どもらしく遊べ、お母さんも子どものために頑張りすぎず、無理せず好きな事ができる場がつくれないかと考えていたところ、大場さんに出会った」と振り返る。

 今回のクラウドファンドでは、庭を改造し、縁台、畑・花壇、秘密基地や遊具、ちいさな池などを造るための資金として50万円を目標に支援を呼び掛けている。締め切りは3月28日の23時だが、現在の達成率は8割ほど。大場さんは「父を亡くし残された家をどのように使うのが良いのか悩んだが、地域貢献に使うと決めたところ多くの出会いがあってここまできた。未来ある子どもたちとその母親たち、たくさんの知恵ある先輩方が仲良く過ごせるコミューンづくりのために、ぜひ支援してほしい」と協力を呼び掛けている。

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