さいたま新都心のけやきひろば3階に4月15日、ニューヨークで人気のカジュアルイタリアン「セラフィーナニューヨーク」(さいたま市中央区新都心、TEL 048-600-6060)がオープンした。運営はノバレーゼ(東京都中央区)。
同店は21年前、ニューヨークに誕生したイタリアンレストラン。北イタリアの料理をベースに、イタリア産の中でも最も高い精製度を示す「00番」小麦とエクストラバージンオイルなど、素材にこだわった「軽くサクサクした食感の香り高い最高のピザ」が人気。共同経営者のファビオ・グラナートさんは「ニューヨークではマドンナやトム・クルーズ、レディー・ガガをはじめとするセレブが通い詰める」と紹介した。
さいたま新都心店は東京に次ぐ日本2号店。けやきひろばの商業施設3階(119.79坪、112席)と屋上のテラス(119.79坪、96席)と、東京店の1.5倍の規模となるアジア最大店舗。店内には東京店にはないバーカウンター11席も配置、店内にはニューヨークの店舗同様、画家のミケーラ・マルテロさんが来日して描き上げた壁画で演出する。屋上のテラス席は、けやきひろばのケヤキと同じ高さにあり、春には新緑、秋には紅葉を楽しむことができる。テラス席のオープンは今月28日を予定。
メニューは、看板メニューでもある直径32センチ、高さ6.4ミリの薄くて大型のピザ18種類のほか、パスタ21種、野菜・肉・魚料理11種、前菜20種など、ニューヨーク店のレシピをそのまま提供する。「今回、時間をかけて行ってきた食材のリサーチが終わり、ようやくさいたま出店が可能になった」と話すのは、もう一人の共同経営者でメニュー開発を担当するヴィットリオ・アサフさん。
本格的なイタリア料理でありながら価格も手ごろで、ランチは、サラダ・本日のパスタ・ドリンクが付いた「パスタのコース」(800円)、同ピザのコース(1,000円)を用意。子ども向けメニューも充実させたという。
ヴィットリオさんは「カジュアルでもフォーマルでも利用いただける店をつくった。全て毎日手作りしている自慢の料理を楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~23時。