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さいたま「見沼区オープンガーデン」 花や植物に彩られた庭やスポット公開

手計さん宅庭園への入り口

手計さん宅庭園への入り口

 さいたま市見沼区の個人宅の庭や見どころスポットを公開する「MINUMA Open Garden(見沼区オープンガーデン)」が4月11日・12日に開催された。

芝浦工大「CMTフラワープロジェクト」の学生たち

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 同イベントは、花を通じた活動に関心のある地域住民からの提案をきっかけに、花を通じた来場者の交流や地域のコミュニティーづくりや「花と緑があふれるまちづくり」を目指して2015(平成27)年に始まった。12回目となる今回は、4月に22カ所で開催し、さらに5月には16カ所の個人や団体が参加する。

 芝浦工業大学大宮キャンパスの学生による「CMT(シーエムティー)フラワープロジェクト」は、キャンパス内に設置した花壇にピンクや黄色など春色の園芸花を植栽。CMTは学生団体「Color My Town(カラー・マイ・タウン)」の略称で、地域の人と共に地域課題や商店街活性化に取り組んでいる。副代表の西郷姫奈さんは「近隣の方からの提案があり、プロジェクトが始まった。地域の人にも気軽にキャンパス内に立ち寄ってほしいという思いもあり、研究室や教職員も参加して地域の人と育てている。5月のオープンガーデンは当キャンパスの学園祭『大宮祭』と同日開催なので、催し物を楽しみながら花も楽しんでもらえたら」と話す。

 小谷邦子さん宅の「小谷スモールガーデン」では、松の幹や落木、流木に根付かせたランの原種やエアプランツなど自然な姿に近い植物がテラスを彩る。4月はシャクナゲが満開を迎え、訪れた人を楽しませている。小谷さんは「CMTフラワープロジェクト」の提案者。「キャンパス内がコンクリートジャングルなことがもったいないと感じていた。敷地内には貴重な山野草も自生している。大学と共にキャンパス内の水栓状況を確認し、あらゆる場所で花を育てやすい設備を調整した」と振り返り「こうやって花をきっかけに学生や地域の仲間と交流できるのは楽しい」と話す。

 同イベントに初回から参加し、今回は「外から眺められるお庭」として登録した手計弘子さんは90歳。「体調を考えて自分のペースで庭を造ろうと、今回はマップに掲載しなかった」という手計さんだが、玄関口からは色鮮やかな花畑を垣間見ることができた。「昔から花が大好き。毎日、朝夕に花の手入れをするのがルーティーン。育てた花を見てほっとしてもらえたらうれしい。少しでも地域の人の役に立ちたいし、12年育ててまだ花を咲かせない『ジャカランダ』の花を咲かせることを目標に続けていきたい」と笑みを見せた。

 同イベントは5月16日・17日の10時~16時にも行う。さいたま市見沼区コミュニティ課の新井康太さんは「庭主の方々が大切に育てた花や草木の、今しか見ることのできない美しい姿をぜひ見に来てほしい」と呼びかける。

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