風呂とカフェと宿泊施設が同居している温浴施設「おふろcafe utatane」(さいたま市北区大成町4)で1月25日、「どうぶつしょうぎ」イベントが開催された。
「どうぶつしょうぎ」は横3マス、縦4マスの盤面を使って、ライオン、ゾウ、キリン、ヒヨコの駒を用いて対戦する将棋に近いボードゲーム。同施設利用者は無料で参加することができる。
イベントを企画した同施設スタッフの磯川裕太郎さんは将棋の有段者で、将棋を教える家庭教師もしている。同施設ではスタッフがイベントを企画することがあり、以前、将棋イベントを行ったが人が集まらなかった。そこでルールが子どもでも分かりやすい「どうぶつしょうぎ」イベントを企画した。「好評であれば月1回ペースで開き、いずれは『どうぶつしょうぎutatane杯』という大会も開きたい」と意気込む。
イベント参加者の一人は「簡単なように見えて奥深かった」と感想を話していた。
同施設の統括支配人、宮本昌樹さんは「露天風呂は関東有数の名湯の埼玉県神川町の白寿の湯からの運び湯など風呂にもこだわっているが、それだけではなく、こういうものも埼玉県にはあるんだというようなソフト面にも注力して、埼玉県の文化を発信できる場所にしていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~翌9時。