さいたま新都心のコクーン2(さいたま市大宮区吉敷町4)で1月16日、国際芸術祭の魅力について語り合うトークイベントが開催される。主催は、さいたまトリエンナーレ実行委員会。
さいたま市では2016年秋に「さいたま市に世界に開かれた創造と交流の現場をつくり出す」ことを目的に「さいたまトリエンナーレ2016」が開催される。
プレイベントとして開かれるトークイベントは、ディレクターである芹沢高志さんをモデレーターに、さいたま、アート、国際芸術祭の魅力についてゲストと共に語り合い、さいたまでの試みや見どころ、今後の展開などを全3回にわたり紹介する。
第1回は、テレビやラジオなどのMCとして活躍するアンドレア・ポンピリオさんをゲストに招き、「参加するトリエンナーレ」をテーマに開催する。
芹沢さんは「ポンピリオさんは生活者の視点からトータルに現代社会のことを考えており、一緒に話していて深くうなずくことが多い。アートやトリエンナーレに特化した話はなく、現代社会のあり方について考える中で、私たちにとってのアートの意味や、トリエンナーレの精神や楽しみ方についてとことん話したい」と意気込む。
第2回は3月2日、音楽家の大友良英さんをゲストに招く「アーティストからみるトリエンナーレ」。第3回は3月13日、各地の国際芸術祭の監督などをゲストに招く「国際芸術祭の未来」の予定。
開催時間は13時30分開場、14時~15時。定員は先着100人。参加無料。