大宮盆栽村近辺の商店主が、盆栽村の開村90周年を記念して、それぞれの専門知識を一般に披露する「まちなかふれあいゼミナール」を2月16日に初開講する。
同ゼミの企画は、盆栽村とその周辺の5つの商店会が中心となって企画した。同商店会ではこれまでに盆栽村をPRするご当地サイダー「大宮盆栽だー!!」の開発を行い、累計15万本を販売するヒット商品となった。この成功を受け、次の段階として、商品の販売だけでなく、盆栽村を訪れる人にまちの魅力を知ってもらいたいと、まちゼミを企画することとなった。
商店主たちは、岡崎市で展開されている「得する街のゼミナール」を参考に、約1年間にわたって商工会議所と共に勉強や検討を重ね、初の開講に向けて準備を進めてきた。
今回のまちゼミには、11店舗と4カ所の公共施設が参加する。企画には、「家庭でできる!仰天!カラッと天ぷら術」「上手な旬魚の選び方!食べ方!」「家庭でできる簡単ストレッチ&小顔リンパマッサージ」「さいたま市の花・さくら草の育て方」など、商店ごとの特技を生かした親しみやすい内容になっている。
商店会では、「親しみやすいゼミナールを通じたお客さまとの交流で、地域のファンづくりを目指したい。どなたでもご参加いただけるので、ぜひ一度足を運んでほしい」と、広く参加を呼び掛けている。
ゼミナールに参加するには、商店に直接予約が必要。詳しくは、さいたま商工会議所ホームページで確認できる。