日本総合研究所の主席研究員で地域エコノミストの藻谷浩介さんと上田清司埼玉県知事による「埼玉の地域デザインを考える会」が7月22日、さいたま市産業文化センター(さいたま市中央区下落合5)で開催される。共催は埼玉県、埼玉りそな銀行、埼玉県経営者協会。
「平成の大合併」前に3200市町村、海外70カ国をほぼ私費で訪問し、地域の特性を多面的に観察してきた「全国からの目線を持つ」藻谷さんと、2003年より埼玉県知事を務め、さいたまスーパーアリーナや浦和競馬場の黒字化など行政改革を実現している上田知事。埼玉県のさまざまなデータを踏まえ講演、対談し、埼玉の新たな地域デザインを考える。
第1部は藻谷さんの講演「全国目線から見た埼玉」、第2部は2人が直接意見を交換する「埼玉の地域デザインを考える」。モデレーターは埼玉大学大学院客員教授の神津多可思さん。
神津さんは「これからは地域の個性を生かした地域づくりが必要。皆で埼玉を考える時代となっているので、埼玉に住む全員に関係する話。中高生や大学生にも聞いてもらいたい。埼玉がもっと元気になるような話が聞けるはず」と来場を呼び掛ける。
13時30分開場、14時開始。入場無料。定員300人。参加申し込みはフォームまたはファクスで受け付ける。