地元の「旬」を情報とともに食べ物付きで届ける情報誌「ポタジェ~食べる通信 from 埼玉~」が創刊され、制作費をクラウドファンディングで募っている。
「食べる通信」は2013年に東北から始まった情報誌。毎号、土地の1つの食材と生産者を入り口に、食の裏側にあるストーリーを情報誌にしてセットで届ける。現在は全国34地域へと広がり、8000人以上の読者から支持を受けている。
埼玉では年4回発行。タブロイド判16ページの情報誌と食材がセットになっているがセット。創刊号の特集は「原さん親子の小麦ハナマンテン」で、同梱(どうこん)の食材は小麦粉400グラム、カンパーニュ、胚芽パンのセット。
同誌の企画を手掛ける一般社団法人「埼玉を食べる」の安部邦昭さんは「クラウドファンディングを通して発行を続けるための基礎を築きたい。地元・埼玉の『作る』と『食べる』をつなげるために、ご協力いただければ」と呼び掛ける。
創刊号の価格は2,980円。クラウドファンディングの受け付けは7月25日まで。