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大宮で埼玉や東北の特産品などの「軒先マルシェ」 大宮と東北の出会いの場に

秩父農工科学高等学校による秩父産野菜の販売

秩父農工科学高等学校による秩父産野菜の販売

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 大宮のタカシマヤ、アルシェ前で埼玉県や東北など東日本の名産品、特産品などを販売する「軒先マルシェ」が10月8日から始まった。主催は、東日本連携推進協議会。

アルディも応援に駆け付けた

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 「商売は『市』から始まり、店となり、商店街となり、デパートやショッピングセンターとなった。多くの新幹線が通りたくさんの人が行きかう大宮駅前で再び『市』を始め、賑わいを生み出し、よりたくさんの人に『大宮にお出かけしよう』と思ってもらいたい」と同協議会と地元さいたまを元気にしようと活動する「SAITAMA TOMIN LABO」が協力し、さいたま市の平成28年度地方創生交付金事業として行う。

 8日と9日は、氷見市の物産、草加せんべい、秩父農工科学高等学校による秩父の野菜の販売、9日に大宮で行われる「アニ玉祭」のPRブースなどが出店している。

 氷見市の物産は、氷見ブリジャーキー(432円)、氷見カレー(650円)など。東北の物産ブースでは国産しじみが入った「しじみラーメン」(540円)、松前漬けの素(550円)。草加せんべいの山香煎餅本舗からはこわれ煎餅1袋300円など。

 秩父農工科学高等学校のブースでは、ゆず4個120円など秩父の新鮮野菜を販売。同校農業科で学ぶ中庭康希さんは、「店頭に立つ時はお客さんが来てくれるように、大きな声を出すことが大事。初めは恥ずかしかったけれど、出せるようになった」と話す。今回のマルシェでのおすすめは旬の野菜のさつまいも、かぼす、ゆずなど。「秩父価格なので、お得に感じてもらえると思う」とも。

 「みんなの紙芝居おおみや はじまりはじまり」による紙芝居の口演も行う。11時と14時には大宮駅開設に尽力した白井助七さんの物語「すけしちおじいちゃんのゆめ」を聞くことができる。同紙芝居は民俗芸能学の山崎敬子さんによる作で今回が初公開という。その他の時間にも人が集まれば紙芝居を見せる。

 出店者は今後広く募集する。地元の企業や商店、東北からの出店も歓迎する。「大宮と東北の物と人が出会う場になれば」とSAITAMA TOMIN LABOの豊島亮介さんは話す。

 10月の開催は、9日、22日、23日、26日(タカシマヤ前のみ)、11月以降も毎月数回開催する。開催時間は10時から14時。

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