さいたま市で現在、「さいたまスイーツスタンプラリー」が行われている。主催は、さいたま市商工観光部商業振興課。
さいたま市内の洋菓子店・和菓子店・カフェなど92店舗が参加する同企画。3月5日までの期間中、参加店舗お薦めの対象スイーツを購入して、スタンプを3店舗分集めるごとにプレゼント抽選に応募できる。
携帯電話を使ってスタンプを集める新しい試みにも取り組む。購入者は自分の携帯電話からスタンプラリーの台紙のページにアクセスし、各店に設置の電子スタンプを押すと、獲得したスタンプが表示される仕組み。スマートフォン以外の携帯電話の場合は、各店に割り振られた番号を入力することでスタンプが獲得できる。
同課の松本裕之さんは「今までは街バルという地域限定の企画だったが、今年は市全体でできる取り組みにし、エリアが広いのでスタンプラリーという形にした。普段行かない店も回ってみてほしい。当イベントを通じ、新しい店やスイーツを知るきっかけにしてもらいたい」と期待を寄せる。
1917(大正6)年創業の和菓子店「風土菓房 福呂屋」(さいたま市大宮区)のスタッフは「スタンプラリーをやっているのは、若い人や中年の人が多い。菓子を買った時に店頭にあるチラシやスタンプを見て、やってみようかなという人もいる」と話す。
スタンプ押印は各店1回のみ、プレゼント応募者には、さいたまスイーツの詰め合わせを抽選で進呈する。参加店舗は公式ホームページで確認できる。