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埼玉女性ビジネスコンテストで昨年入賞の高3女子、バッグブランド立ち上げ

自らバッグブランドを立ち上げ10月から販売を開始した埼玉県出身高校3年生の望月まいさん

自らバッグブランドを立ち上げ10月から販売を開始した埼玉県出身高校3年生の望月まいさん

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 埼玉県出身で高校3年生の望月まいさんがバッグブランド「SCEGLISTY(シェリスティ)」を立ち上げ、10月2日からクラウドファンディングによる販売を開始した。

バッグは3つのパーツから成り、ファスナーやスナップで付け替えてカスタマイズできる。パーツを買い足せば簡単に雰囲気を変えることも可能

 望月さんは昨年、埼玉県が主催する女性のためのビジネスプランコンテストSAITAMA Smile Womenピッチ2017で車いすの座面をファスナーで取り換えて清潔に使える商品の企画により最年少でファイナリストに選ばれ、アイエフラッシュ賞を受賞した。その後、日本政策金融公庫主催の第5回高校生ビジネスプラングランプリでもファイナリストとなり優秀賞を獲得。車いす用商品の企画を発展させて今回のバッグの商品化につなげた。

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 望月さんは「車いすユーザーに特化した商品よりも、一般的な商品に工夫を加えることで障がいのあるなしにかかわらず誰でもおしゃれを楽しめるようなものを作りたいと考えた。ファッションこそ平等にみんなが楽しめたらいいな、という思いがこのブランドにこもっている」と説明する。

 今回販売するバッグはA4サイズの書類が入る大きさで、バッグ本体とフロント部分、フラップの3つのパーツを3種類の色柄の中から自分流に組み合わせて購入できる。別売りの車いす用のストラップを使うと、車いす背面のハンドルの根元にバッグを掛けられる。従来のA4サイズ対応のバッグより小ぶりで車いす用のストラップの長さも調節でき、バッグがタイヤに当たらずバランスよく掛けられるようにしたという。

 小学生の時からファッションが好きで、人をきれいにして喜ばせたいと思っていたという望月さんは中学2年の時にティーンズ向け雑誌で、起業した高校生の記事を読み、自分も起業することを決意。高校1年の春から公益財団法人創業・ベンチャー支援センター埼玉(さいたま市中央区)の支援を受け準備を始め、今年2月にファッションブランドの運営をするRecnoを設立した。望月さんは「ビジネスの勉強は難しかったけれど、会社を作るというはっきりした目標があり、そのためだと分かっていたので苦ではなく楽しかった」と話し、「会社設立の資金はお年玉の貯金から出した。ためておいてくれた母に感謝」と笑う。

 現在、寮生活をしながら新潟県の高校に在学中で、週末に埼玉に戻り会社の業務を行っている。高校生起業家同士のつながりによる協力も得ながら運営を行っており、「さまざまなつながりに助けられながらやっている」と話す。

 クラウドファンディングによるバッグの販売は11月25日まで。価格は1万5,000円で送料無料。26日からは自社サイトによる通信販売となる。価格は未定。