埼玉大学(さいたま市桜区下大久保)で11月25日、学園祭「第69回むつめ祭」が行われ、総合体育館ステージで「ミス埼大コンテスト2018」が開催された。主催は同大学の学生団体FP。
ミス埼大2018のファイナリスト5人のウエディングドレス姿(関連画像)
10年目となる同コンテストの今年のテーマは「わたしに、夢中。」。大学2年生から4年生の5人がファイナリストの決定から5カ月間、ショッピングモール「ステラタウン」での打ち水イベントや、他大学のミスコン出場者との共演、地元起業をコラボしたCM撮影など、埼玉県内を中心に活動してきた。
グランプリを競う当日の審査会はおよそ1500人が来場し、立ち見が出るほどにぎわっていた。オープニング企画では、フィアナリストの5人が和気あいあいとしたトークを行い、同時開催のファッションショーではファイナリストや他の学生モデルの堂々としたウオーキングに音響や照明も相まって、来場者を圧倒した。フィナーレ企画では、ファイナリストの友達からのファイナリストへのサプライズの手紙もあった。
ウェブ投票と合わせ、審査員票と会場投票による審査の結果、グランプリは教育学部4年の加藤優実さんに決まった。加藤さんは「歴代のグランプリの方や他大のミスコンを見ると、4年生でグランプリを取っている人を見たことも聞いたことがなかったので自分の名前を呼ばれた時は本当に、本当にうれしかった。両親をはじめとする、応援してくださった皆さまに感謝の気持ちでいっぱい。5カ月間、応援ありがとうございました」と感激の面持ちで話した。
準グランプリは教育学部2年の黒木結菜さん。黒木さんは「今回のミスコンは自分なりに本当に頑張ったので、グランプリではないと知った瞬間、一番に悔しい思いが込み上げてきた。それでも、応援してくださった方々や友人と話すうちに、私はこんなにたくさんの人に応援してもらえていた、支えられていたと実感した。準グランプリを頂いたことは私の誇りであり、最高の4人と共に活動できた時間が、私の最高に楽しい思い出だと感じている」と振り返る。
同団体代表の宮崎陽子さんは「無事コンテストを開催できたことを大変うれしく思っている。コンテストを通して多くの方々に出会い、私にとっても成長できた数カ月間だった。ファイナリストの5人とともにここまで頑張ってこられて本当によかった。コンテストに関わってくれた全ての人に感謝している。来年は次の代のメンバーたちがさらに頑張って盛り上げてくれると思うので、引き続き応援していただけたら」と呼び掛ける。