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女子プロ野球・埼玉アストライア川端友紀選手引退 笑顔と涙でファンに感謝

川端選手と埼玉アストライアの選手たちとの記念撮影

川端選手と埼玉アストライアの選手たちとの記念撮影

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 女子プロ野球リーグ埼玉アストライアの川端友紀選手が1月20日、ラフレさいたま(さいたま市中央区新都心3)で引退会見とファンイベントを行った。

母親へ感謝の手紙を読み上げる川端選手

 女子プロ野球リーグは2010年に発足。川端選手は同リーグ発足初年度に京都フローラへ入団、2013年に埼玉アストライアに移籍した。初年度から打率.393を記録して初代首位打者に輝く。現役時代は数々の賞を受賞し、通算成績は380試合出場、432安打、2本塁打、192打点、98盗塁、打率.373を記録した。侍ジャパン女子日本代表として女子野球ワールドカップに2012年から選出され、主軸として日本の6連覇に貢献した。

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 川端選手の兄は東京ヤクルトスワローズで活躍する川端慎吾選手で、史上初の「きょうだいプロ野球選手」として話題になった。引退会見では「女子プロ野球選手になった時、兄の力でプロ野球選手になったと思われたくないと思い何も言わなかった。きょうだいと取り上げられるようになると、1年目はプレッシャーに感じていたが、2年目は感じなかった。兄の方がプレッシャーを感じていた」と振り返る。引退後の進路は未定。

 引退会見後はファンイベントが開催され、約100人が参加し、川端選手のほか、埼玉アストライアの選手と共にファンと直接交流し、応援への感謝を伝えた。母親への感謝の手紙を読み上げたほか、元チームメイトである京都フローラの三浦伊織選手のサプライズ登場もあり、会場を沸かせた。

 京都から同イベントに参加した山内江梨さんは「去年テレビで川端選手を見てファンになった。現役は長くないと思い、2020年のワールドカップでプレーしている保障もないので、2018年にアメリカで開催されたワールドカップは後悔しないように現地で応援した。まさか引退が今年とは思わなかった」と涙ながらに話す。

 ファンイベントの最後に川端選手は「女子プロ野球の選手になる時はこんなにたくさんの方々に見送っていただけるなんて思わなかった。本当に野球をやってきて良かったと改めて思った。自分が思ったよりも長く野球が続けられたのもファンの皆さまの声援のおかげ。これからも末永く女子プロ野球、特に埼玉アストライアに温かい声援を送ってほしい」と笑顔と涙でファンへの感謝を伝えた。