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さいたまの卸問屋直営ホルモン焼き店1周年 名物メニュー108円で提供

「一色」営業部長の竹内さん(左)と「ホルモン焼き 礼」店長の木村さん

「一色」営業部長の竹内さん(左)と「ホルモン焼き 礼」店長の木村さん

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 牛豚ホルモン卸問屋「一色(いっしき)」(さいたま市中央区本町東7)直営の飲食店「ホルモン焼き 礼(れい)」(浦和区高砂2)が2月20日、1周年を迎えた。

名物のホルモンMIX(ハーフサイズ)(関連画像)

 同社は牛豚の内臓肉専門の卸問屋として1968(昭和43)年に創業。業務用の卸販売に加え、2016年4月には本社横に一般家庭向けの直売所も開設。同店は初の直営飲食店としてオープンした。以来、週末は予約が無いと入れないほど多くの客でにぎわっている。

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 営業統括部長兼飲食部統括の竹内洋記さんは「飲食店は初めての試み。新鮮なホルモンを出せばそれだけで繁盛するわけではなく、おいしく食べてもらうために、お客さまが何を求めているのかを見極めることが難しいと感じた」と、この1年を振り返る。

 常時20種類ほどをそろえる同店のホルモンは、独特の臭いが無く、肉のうま味が感じられると評判。店長の木村剛さんは「ホルモンの種類によって下処理に砂糖を使い、臭みを含んだ水分を外に出してから、しっかり水洗いしている。砂糖を使うのは、塩よりも粒子が大きく、ホルモンに味が入りにくいため」と秘訣を明かす。「お客さまにとっても、料理をしている自分にとっても、ホルモンの魅力はまだまだ未知のところがある。卸問屋直営店として『こういう食べ方もありますよ』と提案し、ホルモンのおいしさをもっと知ってもらえたら」と、2年目に向けた意気込みも。

 1周年を記念して、2月23日~25日の3日間は「牛ホルモンMIX ハーフサイズ」(通常626円)を1日50食に限り108円で提供する。牛のハツ(心臓)、ギアラ(第四胃袋)、コプチャン(小腸)、サンドミノ(第一胃袋のうち脂がのった部分)、センマイ(第三胃袋)を、しょうゆとみそベースを半々に合わせた特製ダレで味付けした一品は、客の多くが注文する名物メニュー。

 同時に1周年記念の新商品として、「真空つけこみ焼き」も登場。肉とタレを専用容器に入れ真空状態にすることで、3分ほどで肉に味が染み込みやわらかくなる。厚切り牛ハラミ(950円)、つらみ(牛のほほ肉、734円)、豚ハラミの一本漬け、豚タン(以上626円)の4種類を用意する。

 同社の一色泉社長は「ここは弊社のアンテナショップ的な立ち位置。食べに来た人に『おいしいから、ここのホルモンを仕入れたい』と思ってもらえたらベスト。直売所で商品を購入する一般のお客さまにとっては、ここのメニューが『あの商品はこんな風に調理すればいいんだ』とヒントになる。創業から今まで50年生き残ってこられたが、今後はいろいろなことに取り組まないと生き残れない時代。今年中に直営飲食店をもう1店舗、別業態で出店したい」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~23時(ラストオーダー)。火曜定休。