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岩槻・人形の東玉、今年の「変わりびな」発表 1位は「新元号 令和 即位雛」

1位の「新元号 令和 即位雛」と戸塚隆会長

1位の「新元号 令和 即位雛」と戸塚隆会長

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 岩槻の「人形の東玉」(さいたま市岩槻区本町1、TEL 048-756-1111)が12月3日、今年の「東玉変わりびな」を発表した。

2位の「ラグビーW杯 ニッポンワンチーム雛」=岩槻・人形の東玉、今年の「変わりびな」発表

 その年に起きた印象に残る出来事をモチーフにして作られたひな人形「変わりびな」を発表するイベント。1980(昭和55年)年に始まり、39年にわたって毎年発表してきた。今回で40回目になる。昨年までは、全国から一般公募した出来事の上位5位を変わりびなにしていた。今年は台風などの自然災害が多く発生したため、「明るい話題を変わりびなにし、世の中を元気にしたい」という思いから、一般公募ではなく、社内外のスタッフで今年話題になった明るい出来事や人物を中心に、変わりびなを製作したという。

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 変わりびなは、石塑(せきそ)や胡粉(ごふん)で形を作り、アクリル絵の具で色を付けている。一つのひなの製作期間は約1カ月。

 1位は、5月1日に新元号 令和が執行され、徳仁様が天皇陛下に即位された様子をモチーフにした「新元号 令和 即位雛(びな)」。背景には金に梅の模様と、令和の典拠である万葉集「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」の一文を描いたという。

 2位は、9月20日~11月2日に開催されたラグビーW杯2019をモチーフにした「ラグビーW杯 ニッポンワンチーム雛」。日本代表の中からリーチマイケル選手、堀江翔太選手、松島幸太郎選手の3選手を人形にしたという。「選手はワンチームになり結束して試合に臨む様子をイメージした」と話す。

 3位は、今年スポーツ界で世界を相手に活躍したバスケットボールの八村塁選手と渋野日向子選手をモチーフにした「しぶこ 八村 大活躍雛」。背景にはバスケットボールのゴールリングネットを配置し、ゴルフのグリーンをイメージした床やピン(旗竿)もあしらっている。

 4位は、バンド「クイーン」のボーカルであるフレディ・マーキュリーとNHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」のキャラクターチコちゃんをモチーフにした「ねぇねぇ フレディ雛」。チコちゃんがフレディに「ねぇねぇ」と話しかける様子をイメージしたという。

 5位は、リチウムイオン電池の開発に貢献し、ノーベル化学賞を授与された吉野彰さんをイメージした「祝 ノーベル賞 リチウムイオン雛」。吉野さんが手を挙げて喜んでいる様子を表現し、隣にはリチウムイオン電池が使われているスマートフォンを配置している。

 同社の戸塚隆会長は「その年に起きた出来事を、誰でも一目見れば分かるように製作しているので、ぜひたくさんの人に近くで見てほしい」と呼び掛けている。人形はそれぞれ一点物で、販売はしていないが撮影は可能。

 営業時間は10時~18時。見学無料。変わりびなの展示は5月5日まで(12月30日・31日、1月1日は休み)。

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