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さいたまで保護猫譲渡会 多頭飼飼育崩壊で保護された猫18匹が里親を待つ

保護されてからの様子

保護されてからの様子

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 さいたま市と柏市で保護猫活動をしている「ねことも」と保護猫活動を支援するネコスぺ事務局が12月22日、「保護猫 緊急譲渡会」をハレノテラス(さいたま市見沼区島町)で開催する。

保護される時の様子=さいたまで保護猫譲渡会

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 宮代町で猫の多頭飼育をしていた個人が、事情により飼育の継続ができなくなり保護された18匹の猫の里親を探すため行われるもの。

 「ねことも」の石森香子さんは、5年前猫写真を撮り始め続けるうちに、撮影現場に捨てられていた親猫と子猫3匹を保護したことをきっかけに、保護猫活動を始めたという。通常7~10匹の猫を保護しているといい、当初2年間は保護猫活動の団体に協力して行い、合計すると250匹以上の猫を保護してきた。

 個人で活動を行うようになり、保護活動を行いながら譲渡会を開催することが難しかったため、個人で保護猫の活動をしている人を支援し、譲渡会の開催支援などをしている「ネコスぺ事務局」と互いに協力しあいながら譲渡会などを行っている。2019年から「ハレノテラス」の協力で、現在までに数回譲渡会を行い、毎回盛況だという。

 今回多頭飼育崩壊で保護された猫は、生後半年前後から1歳前後の猫だという。石森さんは「その方は2018年に保護した猫がきっかけで保護活動を始めたため比較的若い猫ばかり」と説明する。

 譲渡会には宮代町の保護猫以外も参加し、全部で30匹前後になる。猫の引き取りは当日記入するアンケートを審査の上決定し、後日自宅まで猫を届ける。

 石森さんは「たった1匹を不妊しなかったことによる悲劇だが、猫たちに罪はない。劣悪な環境にいながらも、人の手にすり寄る健気な子たち。人になれ、性格も良いこの子達が殺処分になるのはあまりにもふびんでなんとかできたら。不遇な猫たちに、温かい手を差し伸べてほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時。譲渡会は毎月1回同会場で行い、次は1月19日、2月26日。保護猫シェルターでのお見合いも随時受け付けているほか、預かりボランティアも募集している。

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