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エキュート大宮に山小屋カフェ「ティンバーハウス」 駅ナカで「キャンプ気分」表現

県内産食材を使った「大宮ナポリタン」

県内産食材を使った「大宮ナポリタン」

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 山小屋カフェ「カフェ ティンバーハウス」が12月9日、JR大宮駅改札内の駅ナカ商業施設「エキュート大宮」(さいたま市大宮区錦町)にオープンした。

大宮市場で仕入れたアジのアジフライ

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 大阪や東京を中心に「タニタカフェ」や生クリーム専門店「MILK」などを展開するオペレーションファクトリーが直営する。埼玉県内では初の出店。

 店名には「木でできた家」という意味が込められており、「数カ月前からこだわって構想した」という店内は、木と植物に囲まれ都会にいながらも山小屋の中にいるような空間を表現する。スコップの形をしたカトラリーや木製のマグカップなど、食器や小物からもキャンプ気分を味わえるよう工夫した。

 メニューは「厚切りベーコンの鉄板『大宮ナポリタン』のセット」(1,100円)や「大宮市場から仕入れる『活アジ』の肉厚サクふわアジフライ定食」(1,290円)など10種類以上のハイキングセットに加え、ちょい飲みの需要にも応える「倭国(わこく)三元豚武蔵のカツサンド」(890円)などのアラカルトメニュー、カフェ利用向けに「抹茶と白玉のソフトクリームパフェ」(690円)など4種類のソフトクリームパフェなどをそろえる。モーニングの時間帯には、埼玉県推奨の「彩たまご」を使った卵サンドなどを提供する。同店ディレクターの清水佑樹さんは「朝から夜まで幅広い年齢層の方が訪れる駅ナカという場所で、カフェメニューやちょい飲みメニューを用意することで、食事だけでなくさまざまな需要に対応できれば」と話す。

 県内産の野菜のほか、「彩たまご」や「倭国三元豚武蔵」など埼玉ならではの食材をメニューに取り入れることにも力を入れる。清水さんは「埼玉に縁のあるお客さまでも、意外と地元の食材を知らない方も多い。埼玉の食材を少しでも多く取り入れることで、より埼玉を知ってもらうきっかけになれたら」と笑顔を見せる。

 清水さんは「大宮駅は新幹線も通る大きな駅なので本当にさまざまな方が訪れる。豊富なメニューや、一人でも利用しやすいカウンター席を用意して、いろいろな利用に対応できるように工夫している。駅を利用する人に合ったサービスを提供して、大宮駅を訪れる際にいつでも当たり前に来られるような場所にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、月曜~土曜=7時~23時、日曜・祝日は21時30分まで。

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