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大宮東口に燻製バー 地元タクシー会社が出店、ライブ空間にも

「PEAT&BEAT」の清水雄一郎さんと佐伯恭一さん

「PEAT&BEAT」の清水雄一郎さんと佐伯恭一さん

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 大宮駅東口から徒歩5分のビルの地下1階に1月22日、燻製(くんせい)バー「PEAT&BEAT(ピート・アンド・ビート)」(さいたま市大宮区宮町2、TEL 048-782-6826)がオープンした。

「PEAT&BEAT」で提供している自家製ジャーキー盛り合わせとクラフトジン

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 さいたま市内のタクシー会社、日栄交通常務の清水雄一郎さんがタクシー会社を経営しながら社員の佐伯恭一さんと2人で始めた。

 清水さんは「地元の後輩で、元々はバーテンダーをしていて今は社員としてタクシードライバーをしている佐伯さんと2人で、いつか飲食店をやりたいね、と3年前から話していた。昨年、人手不足から店を閉めるので居抜きでそのまま引き継いでくれないかと話をもらった。このタイミングではないかと思い、業務としてのタクシーに乗りながら、その合間の時間を使い2人で準備をしてきた」と経緯を話す。

 燻製にはまり、「会社の片隅に燻製する場所を作って、ずっと試作してきた」ことから、自家製の燻製を出すバーというコンセプトになった。

 「タクシー業の傍らミュージシャンを今でもしていて、大宮に小さい規模で気軽に音楽を披露できる場所が少ないと感じていた。音楽のライブ機材がそろっているので、ライブバーにもなる。20歳の時に2年間ヒッチハイクで日本一周をしていた。その時に全国のライブバーに世話になった。その恩返しとしても若いミュージシャンを応援したい。スペースとして15人規模までであれば貸し切りでイベントもできるので、まずは相談してもらえれば。大宮で音楽や小規模イベントをやりたい人が集まる場所にもなれば」とも。

 店名「PEAT&BEAT」の「PEAT」はウイスキーを作る際に使われている泥炭のことで、燻製を作る際にも毎回PEATを使っており、「BEAT」は音楽をやる上で大切なもの。どちらもこの店に無くてはならないものと思い、語呂も良かったので店名としたと言う。

 営業時間は19時~翌3時。日曜定休。

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