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大宮に火曜のみ営業のスープカレー店 シトラスリボンプロジェクト支援も

野菜がたっぷり入ったスープカレーとベーグル

野菜がたっぷり入ったスープカレーとベーグル

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 毎週火曜に営業するスープカレー店「Bagel Lapin Tuesday(ベーグル・ラパン・チューズデイ)」(さいたま市大宮区浅間町2)が10月6日、オープンした。

シトラスリボンプロジェクトに賛同しているというオーナーの和田さん

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 大宮駅東口の氷川参道に面したベーグル専門店「Bagel Lapin」の定休日に営業する同店。店主の和田政廣さんは、デザイナーとして古民家をリノベーションしてカフェを開くなどの地域活動に上尾や蓮田で取り組んできた。Bagel Lapinのロゴも和田さんが手掛けたもの。

 和田さんは「大宮は地域活動をしている人も多く、それを受け入れる土壌もある。自分も大宮でも何かしたいと思い、その第一歩としてカレー屋を始めた」と話す。

 4月のオープンを目指して準備していたが、新型コロナウイルスの影響でオープンを延期していた。和田さんは「新型コロナウイルスもなかなか収まらず、いつ店を始めようか迷っていた。シトラスリボンプロジェクトを知り、この活動を紹介するという目的もあり、オープンに踏み切った」と話す。

 シトラスリボンプロジェクトは、コロナ禍で生まれた差別や偏見を耳にした愛媛の有志が立ち上げたプロジェクトで、愛媛特産のかんきつにちなみ「シトラス」色のリボンをシンボルマークに使う。「ただいま」「お帰り」の気持ちを表現することを広めることで、安心できるまちづくりを目指す。和田さんは「埼玉ではまだあまり知られていない活動かもしれないが、大事なことなのでぜひ知ってもらいたい」と話す。

 「ベーグルと一緒に食べて相性の良い」スープカレーをメニューに選んだ和田さん。「北海道出身の知人にスープカレーのアドバイスをもらった」というカレーは豆や根菜を含む野菜がたっぷり入っている。参道を見ながら食べられるテーブル席を用意し、「散歩の途中に立ち寄ってもらえたら」とも。

 メニューは、スープカレー(450円)、ベーグル、コーヒー(以上200円)。

 営業は火曜の11時~15時。

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