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大宮エリア限定デリバリーサービス「つなぐデリ」 地元飲食店と食卓をつなぐ

つなぐデリプロジェクトマネジャーの樋渡さん

つなぐデリプロジェクトマネジャーの樋渡さん

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地元エリア限定のデリバリーサービス「つなぐデリ」が開始されて2カ月がたった。運営はフードガレージ(浦和区針ヶ谷1)。

つなぐデリ加盟店「豚のひととき」の銘店の本気膳

 大宮エリアにある飲食店のうち、老舗・人気店を中心に選定、配送地域も大宮駅から半径2キロに限定し地元に特化し、スマートフォンのアプリから注文できる同サービス。プロジェクトマネジャーの樋渡和幸さんは「コロナ禍で飲食店が壊滅的な状況になり、同時に関連する業種も影響を受けた。コロナが明けても、客がコロナ前のように戻る見通しもたっておらず、飲食店は新たな収益源を作ることが必要。この状況下で中食・宅食が定着しつつあるが、大手デリバリーサービスは個人店が埋もれてしまう。そこで、地元の老舗店・人気店と食卓をつなぐ地元に特化したデリバリーサービスを立ち上げた」と話す。

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 大手デリバリーサービスと差別化を図るために、同サービスでしか味わえない「銘店の本気膳」を各店がプロデュースしている。注文した品は配達員が風呂敷に包んで丁寧に届けるほか、仕入れ業者や生産者の安定も図るために、野菜や業務用食材、除菌・衛生グッズや花もデリバリーの対象としている。

 同社は業務用食材卸専門の関東食糧(桶川市大字川田谷2459)と、積田電業社(浦和区針ヶ谷1)の共同出資で2020年8月に設立された。関東食糧の食材配送のノウハウや配送網を生かすことで配送コストを抑え、大手デリバリーサービスよりも低い手数料で行える事業スキームを構築した。

 料理を冷める前に食べてほしいという思いから、配送地域は大宮駅から半径2キロ以内の住所を対象にしている。樋渡さんは「店からするとデリバリーであっても作りたてに近い状態で食べてほしいと思っている。そのため、作った料理を誰が届けるかが重要になってくる。配達員は自社で雇い、責任を持って運ぶように教育をしている」と話す。

 同サービスを利用した大宮区に住んでいる渡辺さんは「近所なのに行ったことがないお店もデリバリー対象になっていて発見があった。カレールーやパスタソースも注文できて、さらに注文当日の指定した時間に届けてくれるのが便利」と話す。

 3月からは浦和エリアでもデリバリーサービスを開始する。その後は川口・川越・上尾エリアにも展開する予定。樋渡さんは「地元のお店と住んでいる人をつなぎ、共存できるサイクルを構築していけるデリバリーサービスにしたい」と話す。

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