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さいたまヨーロッパ野菜研究会が地元メーカーとコラボでエコ植木鉢

エコ植木鉢と事務局の福田裕子さん

エコ植木鉢と事務局の福田裕子さん

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  さいたまヨーロッパ野菜研究会がプラスチック成型メーカーの山征工業(さいたま市岩槻区)とコラボ開発品・再生PET100%「エコ植木鉢」を11月、テスト販売した。

エコ植木鉢を使い実際にヨーロッパ野菜を育てている様子

 同研究会では、以前から岩槻の企業とのコラボ商品を模索していたという。山征工業では再生PET100パーセントの耐熱食器を生産しており、さいたま市産業創造財団が主催するビジコン「さいたま市ニュービジネス大賞」で「最優秀賞」を受賞している。植木鉢はその食器に水はけの穴を開けて商品化した。同研究会のメンバー農家とやりとりをしながら3カ月ほどかけて制作した。

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 さいたまヨーロッパ野菜研究会のメンバーで、種の品種改良をしているトキタ種苗は同社の研究農場で植木鉢の性能や、サイズなどを実際に試験栽培し確認したという。
 テスト販売は、11月1日・3日にヨロ研カフェ(岩槻区本町6)の「ヨーロッパ野菜収穫祭」で行われ植木鉢単体のほか、種とのセットでも提供した。実際にチーマディラーパ、ファジョリーニ・アメティスタ、ナポリ フィノッキオ、ビエトラ・ロッソといったヨーロッパ野菜の種とともにエコ植木鉢で育った野菜が展示された。

 さいたまヨーロッパ野菜研究会の北康信会長は「今後は循環型農業などにも取り組んでいきたい。埼玉の農業の持続可能なやり方を次世代に、どうやって農業をいい形でつないでいくかというのも大事な要素。その一つにはSDGs対応の今回の商品がかかわるような環境問題がある。メンバー農家は長い方だと14代目。次世代へどのような形でつないでいくか、どのように埼玉においての農業を持続可能な形にしていくかを考えていきたい。私たちの考え方や理念に沿うものは今後も積極的に取り入れ、今回の新しい植木鉢作りというのは、その一環となっている」と話す。

福田さんは「エコな上に、かわいいのでぜひ手に取ってほしい。これからは、農家も異業種と協働がますます必要になっていく。さまざまなコラボを実現したい」と意欲を示す。

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