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さいたま市の小さな動物園が再開 動物と触れ合い命の大切さを学ぶ場所に

推しの仲間と一緒に:ニワトリの「よすけ」君と篠崎社長(左奥)ミニウサギの「おもち」ちゃん(右奥)コーンスネークの「オロチ」君(左)キンクマハムスターの「パイン」ちゃん(右)

推しの仲間と一緒に:ニワトリの「よすけ」君と篠崎社長(左奥)ミニウサギの「おもち」ちゃん(右奥)コーンスネークの「オロチ」君(左)キンクマハムスターの「パイン」ちゃん(右)

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 ふれあい動物園TIJOPZOO(さいたま市見沼区大和田町1)が4月3日、コンセプトを新たにリニューアルオープンした。

美しいグリーンイグアナの「ヒミコ」は脱皮中

 「動物は家族」を理念に掲げ、今年2周年を迎えた同園。コロナ禍で半年間休園していたが、休園中も利用者からの問い合わせが絶えず、再開後には「ずっと待っていた」という声や、子どもたちからも「キング元気だった」と動物の名前を呼んで心配してくれる声をもらったという。

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 巣ごもり需要でペットブームが起きている反面、飼い主が世話をできずに数カ月で飼育放棄してしまう例が全国的に後を絶たないという。保健所に預けられた動物たちは、一定期間たつとドリームボックスと呼ばれるガス室で殺処分されてしまうという現状を憂い、同園では今後、命の大切さを改めて発信していこうと決めたという。

 「動物にとって過酷な状況の中で、園に存在価値があるとするなら、命の大切さについての学びをコンセプトの柱にし、伝えていくという役目を担うこと」と篠崎治社長は話す。来園する利用者に何かひとつでも学んで帰ってもらうための試みとして、園内に「本日の学び」として動物についての知識を掲示している。「子どもだけでなく大人が読んでも面白い内容を目指した」という。

 「動物にも人間と同じように、人懐っこい子や、人見知りの子など個性がある。そこを大事に伸ばして育てていく動物園にしたい。もし小さなお子さんが動物に手荒な扱いをした時はスタッフがしっかり注意して、動物と友達になる方法を伝える。丁寧でかしこまった接客はできないが、アットホームで『おかえり』と言えるような話しやすい動物園にしていきたい。動物を好きな人が働いて、動物を好きな人が来て動物と一緒に楽しんでもらえたら」と篠崎社長は呼びかける。

 「将来的には近くに土地を購入し、動物を放して伸び伸びと遊べる施設を作りたい。地域の皆様に楽しんでもらい、地域に貢献したい。動物を単にかわいい『動くモノ』ではなく、同じ地球に生きている『仲間』として接してほしい。ヒヨコで遊ぶのではなく、ヒヨコと遊ぶ、一緒に遊ぶ。そこを大事にしたい」とほほ笑む。

 予約はウェブからのみ受け付けている。詳細はウェブサイトを参照。

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