さいたま市北区の温浴施設「おふろcafe utatane」(大成町4、TEL 048-856-9899)が7月から、たる型の蒸気浴室「バレルサウナ」を貸し切りにして行う「ハーバルサウナトリートメント」を始めた。
「ハーバルサウナトリートメント」は、サウナ室内の熱の対流と自然の枝葉を用いたウィスキングと、手もみやオイルトリートメントを組み合わせた、おふろcafe utatane独自のプログラム。セラピストによるサウナトリートメント施術となり、「日常の喧騒(けんそう)を離れたプライベート空間で、心身をいたわる癒やしのひととき」(同施設)を提供する。
バレルサウナは、北欧サウナ輸入事業を展開するtotonou(本社=エストニア・タリン)と提携し、施術に適したカスタムメードの製品を導入している。同店の統括支配人の新谷竹朗さんは「ロウリュによる熱が、円に沿ってじんわり降りてくるバレルサウナ独特の体験ができる」と話す。
「オークでウィスキング、シラカバで手もみ、オイルトリートメント、ユーカリシャワーなど組み合わせた独自のプログラムとなる。目をつむって、音から香りから肌触りから森林浴を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
施術料は30分8,580円。予約は電話とホームページで受け付ける。
施術の予約が入っていない時間帯限定で「バレルサウナ」を貸し切りも行う。「周りを気にせずサウナを堪能してもらえれば」と新谷さん。貸し切り料金は、最大4人の利用で100分5,940円。