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大宮駅前で「愛の助け合い献血運動」キックオフ 協力者減の12月に献血呼びかけ

献血を呼びかける生命保険協会埼玉協会と血液センターの職員

献血を呼びかける生命保険協会埼玉協会と血液センターの職員

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 一般社団法人生命保険協会埼玉県協会と埼玉県赤十字血液センターが12月に実施する「愛の助け合い献血運動」のキックオフが12月1日、大宮駅東口交番前の移動献血バス会場で行われた。

実際に献血する生命保険協会埼玉県協会の職員

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 2021年12月に1回目を行い、今年で2回目となる同取り組み。12月1日から1カ月間、同協会が関係者に献血への協力を呼びかけるほか、献血ルームや献血バスでは同時に一般からの献血も募り、血液の計画数量確保を目指す。

 同センターによると、12月は寒さなどで体調を崩し輸血が必要となる患者が増えることから血液の必要量が増えるものの、年末で予定が多かったり寒さで外出が減ったりなどで献血協力者が少なくなるという。同センターの鈴木啓一郎さんは「昨年12月に実施した際には約1000人の同協会の職員からの協力があり大変ありがたかった」と話す。

 同協会の山田喜章事務局長は「当協会の理念『相互扶助』に基づき、年間を通じて積極的に献血に協力している。献血なくしては助からないたくさんの命がある。我々一人一人が協力することで大切な命を守る助けになれば」と話す。

 献血バス会場は、さいたま市内では12月7日=浦和区役所、9日=JR浦和駅東口、23日=埼玉県赤十字血液センター、28日=浦和駅東口、29日=浦和駅東口の日程で行うほか、大宮献血ルームウエストでは12月16日までの間、献血受付時間を30分延長し19時まで行う(土曜・日曜除く)。

 鈴木さんは「寒いと血管が収縮してしまうので、献血バスや検査の会場は暖かくして皆さまのご協力をお待ちしている」と話す。

 各会場ともに予約なしで献血できるが、密集を避けるため予約を勧めている。予約は献血ウェブ会員サービス「ラブラッド」と電話で受け付ける。

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