ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE(ジェリージェリーカフェ)大宮店」(さいたま市大宮区宮町4、TEL 048-788-4399)が4月29日、大宮駅東口にオープンした。
店内にあるボードゲームで自由に遊ぶことができる同店。14店舗目となる同店は、埼玉県内では初出店となる。オーナーの塚田咲子さんは、この春までさいたま市内の小学校で教員として勤務していたが、「いつか自分でボードゲームを開きたい」という思いを、生まれ育った大宮でかなえたという。
塚田さんとボードゲームとの出合いは大学生時代のアメリカ留学にさかのぼる。ボードゲームを通して英語を学んだり、現地の学生とボードゲームで交流したりすることで楽しさを知り、その魅力にはまったという。帰国後、都内にあるジェリージェリーカフェでアルバイトを始めた。
その後、教員となり4年間担任を受け持ちながらアルバイト時代の仲間と交流を続ける中で、カフェで働いていた楽しさが忘れられず、「自分でボードゲームカフェをやるならジェリージェリーカフェがいい」と埼玉での出店を決めた。
300種類以上あるボードゲームは、通常2~4人程度で自由に遊ぶことができる。同店では相席のシステムを導入し、一人で来てもボードゲームを楽しめる。月曜・木曜の18時~23時は「相席ナイト」として一人客の相席利用を成立しやすくしている。
塚田さんは「埼玉でボードゲームと言えばここ、と思ってもらえるようになれれば。初めての人にもスタッフが説明したりお薦めのゲームを選んだりするので気軽に来てほしい」と呼びかける。子連れやファミリーの参加も可能で、今後は親子向けイベントなども企画していく。
オープンに合わせて神奈川県から訪れた20代男性は「5時間が一瞬で過ぎるくらい楽しい。年齢や立場を越えて楽しめるコミュニーケーションができるのがボードゲームの魅力」と話す。
営業時間は13時~23時。予約はウェブサイトで受け付ける。