「いきいきサマーフェスティバル2023」が8月19日、埼玉県民活動総合センター(伊奈町内宿台6)で開催される。
地域作りに取り組むさまざまな団体が成果を発表するとともに、団体同士が交流できる場を設けることにより、県内の活動を活性化させるために行われる同イベント。県内で活動する約70の団体がブース出展し、親子で楽しめるイベントになっている。
飲食ブースでは石窯ピザや障がい者施設が製造するクッキー、かき氷や焼きたてメロンパンなどが販売される。世界の雑貨販売や性教育絵本コーナー展示もあり、ノルディック ウオークや鉄道模型Nゲージ運転、AEDによる心肺蘇生などの体験できるブースもある。
ステージでは、フラダンスや聖学院大学による「防災戦隊マモルンジャー」のパフォーマンス、劇団サードクォーターの行う落語芝居「ちりとてちん」と「まんじゅうこわい」などが行われる。同芝居は有名な古典落語を演劇にした演劇で、観劇後には表現教室で演劇体験のワークショップも開催される。
子ども向けセミナー「キッズYouTuberデビュー!~フェスティバルを取材して動画を作ってみよう~」も行う。子どもたちは動画撮影の基本や編集を学び、スマートフォンを使いイベントを取材撮影し、編集した動画をYouTubeにアップする。担当の神前ありささんは「YouTubeを学ぶことを通して、子どもたちが市民活動に目を向けてもらえたら」と話す。
同企画を運営するいきいき埼玉の新津広之さんは「今年は飲食ブースも充実しており、親子で体験できるブースもたくさん。家族で1日中楽しめるイベントになっている。夏休みの宿題に焦っている子どもに向けても最適の企画。ぜひ足を運んでほしい」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料、一部のプログラムは要申し込み。問い合わせはたまサポ 彩の国市民活動サポートセンター(TEL 048-728-7116)。