イベント「移動型プレーパークでのびのび遊べるまちをつくろう!」が現在、さいたま市内にある番場公園(北区日進町2)、プラザ中央公園(西区プラザ)、岩槻城址公園(岩槻区太田3)の3会場で行われている。
プレーパークは子どもが自由に遊べるよう工夫された手作りの遊び場。道具を使ったさまざまな遊びを通して子どもの自主性や冒険心を育む。さいたま市内でも別所沼公園や大宮公園などで定期的に開催されている。
同イベントをさいたま市と協働で開催するのは「たねの会」。さいたま市浦和区で県内唯一の常設型プレーパーク「冒険はらっぱ」をさいたま市子ども家庭総合センター「あいぱれっと」(浦和区上木崎4)内で運営している。移動型プレーパークは昨年に続いて2年目の開催となり、公園に遊び場作りの専門職「プレーワーカー」が遊び道具を持ち込み、3つの公園で5回ずつ、計15回開催する。
プレーワーカーを務める早川七海さんは移動型プレーパークの魅力について、「プレーパークにはおもちゃや道具もたくさんあるが、一番の魅力は人。一緒に遊ばなければいけないということはないが、つながりができやすい場所。参加した人同士で話してもいいし、大人は見守りあったりできる」と話す。
同じくプレーワーカーを務める村田俊さんは「プレーパークは新しい人、新しいものと出会うことができる。特に移動型は新しい出会いが多い。いつもの公園が少し違ったものに見える。そして大人も子どもも一緒に楽しめるのがプレーパーク。パパだから、ママだから、という枠を外して一緒に遊んでもいいし、遊びに来た人たちとコミュニティーを作ってもいい。ぜひ遊びに来てほしい」と呼びかける。
今後の開催予定は、番場公園=10月11日・11月8日・12月13日の10時~13時、プラザ中央公園=10月21日・11月18日・12月16日の11時~15時、岩槻城址公園は10月25日・11月22日・12月27日 の10時~13時。