三陸・常磐地域の水産物消費拡大支援を目的とした「北海道・東北水産フェア」が10月13日、まるまるひがしにほん東日本連携センター(さいたま市大宮区大門町1)で始まった。
東日本の「ヒト・モノ・情報」を集め、大宮で交流・発信・活性化を促す地方創生の場である同センターでは、東日本の各地域の産物をそろえ販売している。今回は、北海道のホタテや「常磐もの」といわれる福島県沖の加工品などをそろえる。
関東経済産業局とさいたま市は、三陸・常磐地域の水産業などの本格的な復興や持続的な発展を支援し、消費拡大のため魅力発信しようと、清水勇人さいたま市長と太田雄彦同局長が13日、会場を訪問し、水産物を試食した。
清水市長と太田局長は埼玉県魚市場の鈴木清社長とともに、ヒラメとホタテの刺身、ホタテのバター焼き、メヒカリのかまぼこを試食。清水市長は「ヒラメは厚みがあって歯応えがあり、あっさりしている。ホタテは柔らかくて香りもいい。埼玉県やさいたま市の多くの皆さんにぜひ食べてもらえれば」と呼びかけた。
太田局長は「ALPS処理水の海洋放出に伴う風評被害を防ぐためには、首都圏にいる我々が積極的に食べることが大事。習慣的に食べるようにしていきたい」と話す。
開催時間は11時~19時。今月15日まで。