和傘イベント「THIS IS OMIYA 和傘の参道」が3月21日、大宮の武蔵一宮氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町)で開催された。主宰は埼玉中央青年会議所。
今回で3回目となる同イベント。氷川神社の参道に100本の和傘を設置し、「鉄道のまち ミニ新幹線の運行」「大宮盆栽村99年を記念した盆栽ワークショップ」「近代漫画の父 北沢楽天先生の展示と似顔絵コーナー」など、大宮の文化をテーマに企画した。
JR東日本のミニ新幹線は、参道を最大限に活用して90メートルのレールを敷き、約700人子どもと大人を乗せて運行した。参加した親子は「電車の一番先頭に乗ることができて楽しかった」と笑顔を見せた。境内には、大宮盆栽村が提供した盆栽を展示し、来場者たちはその造形美に見入っていた。
イベント担当の岡田尚幸委員長は「乗り物やワークショップを通して楽しんでもらい、大宮の魅力や文化を深く学んでほしい。今後も地域の皆さんに愛され、長く続くイベントになれば」と期待を込める。