地域活性化を目指した創業支援講座「岩槻リノベ塾」(全6回)が9月14日から、岩槻駅東口コミュニティセンター(さいたま市岩槻区本町3)などで開催される。主催はさいたま市。
街の魅力向上のために地域で活躍する実践者を生み出すことを目的に開催される同セミナー。講師には岩槻区内や他都市で活躍する実践者を迎え、講師と参加者の交流を通じて創業ビジョンを作成し、まちづくりと事業の関連性を考え、ブランディングやデザインなどについて知るなど、創業に向けた知識やスキルを学ぶことができる。講座は全6回で、座学のほか実地講座も行う。
さいたま市岩槻区では2020年より、地域の空き店舗や空き家を空き店舗を改修・再生することで地域の活性化につなげる「岩槻リノベーションまちづくり」を展開。その一環で開催した岩槻リノベーションスクールでは、岩槻駅周辺の空き店舗をリノベーションして、現在、「ChaTora」「Nook&Park」「MIYATAYA BAGEL」の3店舗がオープンしている。同セミナーでは、これらの店の運営者も講師に招く。
さいたま市都市戦略本部の高木暁さんは「岩槻リノベーションまちづくりは民間と行政が地域を盛り上げるという共通の目標に向けて、互いに協力していく取り組み。まちづくりに関心のある人、新しく事業を始めてみたい人、何か一歩を踏み出してみたい人は、岩槻リノベ塾に参加してほしい。一緒に岩槻のまちを盛り上げていければ」と呼びかける。
定員は15人程度(選考あり)。1回ごとの参加も可。申し込みは8月28日まで、フォームで受け付ける。