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大宮公園駅に「焼き菓子こは」 旬の食材を生かした菓子販売

「COHA」のマフィン

「COHA」のマフィン

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 「焼き菓子COHA(こは)」(さいたま市北区盆栽町)が9月12日、大宮公園駅そばにオープンした。

カウンターに並ぶ菓子

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 店主は元家庭科教員の佐々木千尋さん。東京都内で9年間、高校教員として勤務した。異動して製菓専門コースの配属になったことをきっかけに、子どもの頃の夢だった「お菓子屋さん」への思いが再燃したという。「生まれ故郷のさいたまで店を始めよう」と、出産と転居を機に教員を退職。独学で菓子作りを研究しながら開業準備を進め、念願の店を構えた。

 菓子は日替わりで、旬の食材を使ったマフィン(380円~)やスコーン(400円~)、ベイクドケーキ(250円~)など10種類ほどを用意。秋はサツマイモや栗、かぼちゃなどの菓子を並べる予定。イートイン限定メニューも準備する。ドリンクは、コーヒー、紅茶、自家製の果物シロップのソーダ(以上500円)など。小・中学生には、ジュースやココアなどを「お子さまドリンク」として100円で提供。クリスマスシーズンにはギフトセットの販売も検討している。

 店名は「小春日和」が由来。内装は「木のぬくもりを感じられる空間」を意識して、木製カウンター設置や白壁の塗装の一部などは佐々木さん自ら作業したという。「カウンターに並ぶ菓子を見たお客さまが、目をキラキラ輝かせる瞬間を見るのがとてもうれしい」と佐々木さん。「気軽にふらりと立ち寄れる、盆栽町の『おやつ処』を目指す」と意気込む。

 来店した近隣在住の60代女性は「菓子の種類が日によって変わるのが楽しみ。おいしいので、よく買いに来ている」と話していた。

 営業は水曜・金曜・土曜の11時~18時(売り切れ次第終了)。

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