パン・カフェ「魔女のコッペンパ」(さいたま市見沼区南中丸)が現在、毎年恒例のハロウィーンランチを提供している。
「魔女の世界」をコンセプトに一年中、魔女やお化けのいる内装でパンやランチを楽しめる同店。社長の諸田三比呂さんが作る、国産小麦と発芽玄米や白米を練り上げて作るパン生地と、「魔女」で店主の菅原宏美さんが考案するアイデア料理を融合し、「おいしくて楽しくて怪しいメニュー」を開発・提供している。毎年10月はハロウィーンを楽しんでもらおうと、ドラキュラやミイラなどを思わせるランチやスイーツを用意する。
今年のハロウィーンランチは、「肉だって食べたいドラキュラ伯爵のサンドイッチ+ゾンビ沼のスープ+毒りんごサラダ」(10月17日~20日)、「びっくり眼(まなこ)のサンドイッチ+ミイラ男のスープ+レンコンとみず菜のサラダ」(同24日~27日)、「目玉焼きオープントースト自家製ベーコン添え+オバケかぼちゃのポタージュ+柿のサラダ」(同31日~11月3日)(以上、ドリンク付き1,480円)。ハロウィーンスイーツには「目玉ロールケーキ」(380円)、「ドラキュラの歯のチョコレート」(330円)、「脳みそパンナコッタ」(300円)などを並べる。ハロウィーンメニューは売り切れ次第終了。期間中はスタンプカードを発行し、3種類のハロウィーンランチを食べると「魔女のおやつ」を進呈する。
菅原さんは「小さなお子さまが、内装や料理の見た目に驚いて泣き出してしまうこともあるのがささやかな悩みだった。最近、『もう大丈夫になったよ』と成長した姿を見せてくれるお子さまも増えている。この場所で6年、店を続けられているからこその喜び」とほほ笑む。「今年も地域の方々に、見た目にも、味にも、魔女こだわりのハロウィーンメニューを楽しんでもらえたら」とも。
近隣在住で常連の川辺あすかさんは「毎年楽しみにしている。おいしいし、見た目のアレンジもかわいい。週替わりなので毎週食べに来る予定」と声を弾ませていた。
営業は、木曜・金曜・土曜=11時~19時、日曜=11時~16時。ハロウィーンメニューは11月3日まで。