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大宮盆栽村90年の開拓史を振り返る歴史展、大宮盆栽美術館で開催

開村当時の写真や大宮駅長の祝辞など、各苑所蔵の多くの貴重な資料が展示された

開村当時の写真や大宮駅長の祝辞など、各苑所蔵の多くの貴重な資料が展示された

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大宮盆栽村(さいたま市北区盆栽町)の開村90年と同市が第8回盆栽世界大会の開催地となることを記念して、大宮盆栽美術館(同)で盆栽村の歴史を紹介する「<大宮盆栽>90年の開拓史I」がで開催された。

「<大宮盆栽>90年の開拓史I」の様子

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 同展は2010年、2011年と2年連続で開催された企画展「盆栽村の美と歴史」を踏まえ、盆栽村の歴史を再調査、開催に至った。第1弾となる今回は、大宮盆栽村を特徴付ける樹種、技術、人に焦点を当てた展示品を並べ、今日の大宮盆栽が誕生する歴史を紹介する。来年以降も大宮盆栽の歴史をテーマにした企画展を開いていく予定。2017年の世界盆栽大会を盛り上げる。

「大宮盆栽村の歴史は、そのまま近現代史における盆栽の歴史でもある」と学芸員の林進一郎さん。「現在世界中で盆栽は愛され、各国で大会が開催されているが、その背景には大宮盆栽村の人々の苦悩と挑戦があった。天下の盆栽村と呼ばれ、盆栽の復興と普及に努めた先人たちの開拓史を知ってもらいたい」とも。

開館時間は9時~16時30分。観覧料は一般300円ほか。木曜休館。

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