こうのすシネマ(鴻巣市本町1)で10月4日、ドキュメンタリー映画「みつばちの大地」上映会が開かれる。主催はNPO法人「さいたまミツバチプロジェクト」。
さいたま市北部を拠点に、ミツバチ育成とハチミツ生産による地域の生態系保全と普及活動を行っている同団体。これまでも大学との連携などを通じさまざまなイベントや啓発活動を行ってきた。
今回上映するのは、「みつばちの大地」。世界中で発生しているミツバチの大量死や失踪などについて、映画監督のマークス・イムホーフさんが、その原因を求めて、スイス、米国、オーストラリア、中国など各地を訪ねて実情を取材し、人とミツバチの関係を考えるドキュメンタリー映画として、全国で上映の輪が広がっている。
同上映会では、俳優の石田純一さんと、映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんをゲストに、トークショーも予定する。
上映会を企画した、同団体代表の都野雄二さんは「自然は尊い。技術発達した社会で、自然と共に生きる未来を模索したドキュメンタリー映像を、楽しんで欲しい」と来場を呼び掛ける。
トークショーは13時から、映画は14時上映。入場料=1100円。