さいたま市東部に広がる緑地空間「見沼田んぼ」を散策する「第11回ふるさと発見てくてく見沼」が10月26日、開催される。
同イベントは、「地域を歩くことで地域への関心を高め、ふるさと見沼の豊かな自然や歴史・文化などを再発見し、地元への愛着を深めてほしい」と、見沼区区民会議の発案で2004年にスタートした。今年は、区コミュニティ課が主催し、NPO法人「自然観察さいたまフレンド」が協力して開く。
今年は、市指定文化財の「旧板東家住宅」を出発し、見沼田んぼとその周辺の社寺や景勝地などを巡る約6キロのコースを計画。その魅力について、「見沼区八景にも指定されている『染谷ふるさとの緑の景観地』は見どころの一つ。雑木林と屋敷林と農家・農地が一体となり、昔の景観が現在も残っている」と担当者。「前日には、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムも開催される。レース観戦の翌日は、さいたま市の豊かな自然を楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は8時30分~12時。案内人と一緒に、グループに分かれてコース上の見どころをじっくり楽しむことができる。申し込み・問い合わせは、見沼区コミュニティ課(TEL 048-681-6020)。