大宮駅東口を中心に現在、ご当地B級グルメ「大宮ナポリタン」の販売加盟店が増えている。
大宮アルディージャの試合に合わせたNACK5スタジアムでの大宮ナポリタン出店
「大宮ナポリタン」は、B級グルメが大宮には無いことから、住吉通り商店会の会長の望月義一さんがナポリタンを大宮の名物にしようと企画したのがきっかけ。ナポリタンを選んだの理由は、鉄道の街として昔は喫茶店がたくさんあり、懐かしいナポリタンのケチャップの色が大宮アルディージャのチームカラー・オレンジ色を連想することから。
「1年ほど前から構想はあり、初めは4~5軒に声を掛けて、正式に動いたのは、今年の3月の大宮駅130周年から。そこから加盟店を求めて現在は28店舗。商店街として大宮駅東口街づくりの勉強会をしていく中で、大宮駅東口の商店街は飲食店が多くなってきて、物販の店が少なくなってきた」と望月さん。「飲食を強化して街により人が来るようになり物販のお店の売り上げにもつながる活動をしたい。街の活性化につなげることができれば」と意気込む。
ナポリタンを作っている飲食店で、地場産の野菜を1種類以上使っていることが、大宮ナポリタンと名乗るための条件。現在は大宮駅周辺が多いが、旧大宮市の大宮区・見沼区・北区・西区の4区に店舗があれば大宮ナポリタンに参加できる。
大宮アルディージャの試合に合わせてNACK5スタジアムでの出店や、鉄道ふれあいフェアなどのイベントで出店する機会も増えている。
希望する店舗には大宮ナポリタンのノボリを渡すほか、今後は情報発信やPRにも今後は力を入れていくという。