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さいたま市が初の「オープンデータハッカソン」 トイレアプリなど開発

「第1回オープンデータハッカソン」の参加者

「第1回オープンデータハッカソン」の参加者

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 「第1回オープンデータハッカソン」が9月12日、大宮の高鼻コミュニティセンター(さいたま市大宮区高鼻町2)で開催された。さいたま市をはじめ地方自治体の中には、公共データを二次利用しやすい形でオープン化しているデータもある。同イベントは、オープン化されたデータを使い、さまざまなスキルを持った参加者が集中的に協働してソフトウエアなどを開発するもの。

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 「さいたまクリテリウム」「さいたまトリエンナーレ」「世界盆栽大会」「東京オリンピック」などのイベントを控えている同市。海外からの観光客が回遊する動向も踏まえ、ウェブアプリケーション、ウェブサービス、スマホ向けアプリなどを、オープンデータを使って開発する試みだ。同市の市民活動として、さいたま市マッチングファンド補助事業にも認定された。

 1回目となる同イベントでは、トイレ情報提供アプリ「BEN-JOY 思い出のさいたま」、動物などの視点で風景を見るアプリ「マルチビューサポートシステム」、来年開催されるさいたまトリエンナーレをみんなで楽しむための口コミサイト「さいトリForever for everyone」のアイデア出しと制作を行った。

 主催した「Code for SAITAMA」副代表の古田武士さんは「さいたま市と初の共催で、参加者の意識も高く、有意義なイベントが開催できた。来年のさいたまトリエンナーレに向けてさいたま市を盛り上げるアプリやトイレアプリ、いろいろな視点で街を見るアプリなど魅力のあるものが開発できたと思う」と振り返る。「12月、1月にはアイデアソンやハッカソンの開催も予定しているので、より良いものができるよう目指していきたい」と次回以降のイベントに向け意気込みも見せる。

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