埼玉大学(さいたま市桜区下大久保)で11月21日、学園祭「第66回むつめ祭」が行われ、総合体育館ステージで「ミス埼大コンテスト2015」が開催された。主催は同大学の学生団体FP。
今年で7年目の同コンテスト。「変身」をテーマに、埼大生がミスコンのファイナリストとして心身ともに「変身」していく姿を約5カ月追いかけ、埼玉県の企業やイベント、スポーツチームや選手とのコラボレーション企画も展開してきた。
グランプリは、審査員票と会場投票、事前のウェブ投票で決定。会場では、サイコロを振って出たお題について話す企画や、MissTubeと称してミスのファイナリストがさまざまな体験をして変身をしていく動画を見る企画、ファイナリスト同士で事前に手紙を書いてきて読む企画などが行われ、審査の対象となった。コンテストの最後には、ファイナリスト5人がウエディングドレス姿で登場。
ウェブ投票と合わせ、審査員票と会場投票による審査の結果、グランプリは教養学部1年生の多賀香織さんに決まった。多賀さんはバレエでロシアに留学した経験もあり、今でもバレエスクールに通っている。同イベントでも、ロシアでパソコンを無くした話や、特技のバレエを踊る動画が流れた。受賞後「ファイナリストとして活動してきた半年間は今までバレエばかりしてきた自分にとっては新鮮だった。周りの人の応援や支えがあったからこの場に立っている。感謝の気持ちでいっぱい。グランプリの名に恥じないように、すてきな大人の女性になりたい」と話した。
準グランプリは、経済学部4年生の萩中和鼓さん。受賞後「言葉を用意していなくて受賞できてビックリしている。応援してくれた方のおかげ」と話した。