さいたま市北区と緑区の2カ所の菜の花畑で3月26日、「第13回なの花まつり」が開催される。主催はさいたま市農業委員会(TEL 048-829-1805)。
遊休農地を市民のために有効利用しようと始まった同イベント。昨年は2カ所合わせて500人の参加者があった。「摘むのが楽しい子ども連れの方、からしあえなどで味わうのを楽しみに来場する年配の方など、さまざまな方が来てくれる」と同委員会事務局の職員は説明する。
今年は寒さのため花の生育が若干遅くイベントの開催が心配されたが、「緑区会場は十分育って開花している。『もう摘んでいいか』と問い合わせがあるくらい」という。北区会場については「若干少ないかもしれないが、隣接の市民の森・見沼グリーンセンターのサクラと併せて見に来てほしい」。
イベントには、野菜の種の配布(無料)、野菜の配布(チャリティー)もある(数に限りあり)。「野菜は例年人気があり、たくさんの人がきてくれる。チャリティーなので、少しでも募金いただければ」と同職員。集まったお金はさいたま市社会福祉協議会へ寄付する。
開催時間は、北区会場(北区見沼2)=10時~13時、緑区会場(緑区大字新宿)=11時~13時。小雨決行、荒天の場合は翌日に順延。当日の開催確認はさいたまコールセンター(8時~21時、TEL 048-835-3156)で受け付ける。