大宮区の老舗割烹(かっぽう)旅館「東山」(大宮区寿能町2、TEL 048-641-2615)で、10月2日、「三遊亭楽生落語会」が行われる。
大宮公園近くの閑静な住宅街の約4000平方メートルの敷地に建ち、舞台付き100畳大広間のある同旅館。2014年に創業110周年を迎え、記念行事として「ジャズ・サンバライブ」を行った。今回は、第2弾として会席料理付き落語会を開く。
同旅館の篠崎大介さんは「ジャズ・サンバの生演奏も大変好評だったが、今後イベントを恒例化していくに当たってやはり『和』に重点を置いていきたいと思い、落語会をと考えた。いずれは複数の落語家さんが集まる寄席を開きたいと思っている」と話す。
6代目三遊亭円楽さんの総領弟子の三遊亭楽生さんは、岩槻出身。篠崎さんとはさいたま商工会議所青年部のイベントでつながりがあり、同じ高校の後輩でもあることから、今回出演を依頼したという。
当日は落語会の後に食事も用意。食事は秋の味覚を集めた会席料理で、飲み物は、ソフトドリンク、焼酎、ウイスキー、ハイボール、日本酒、大宮で醸造する氷川ブリュワリーのクラフトビールを用意する。落語のみ鑑賞も可能で、その場合は氷川ブルワリーのクラフトビールを提供する。
篠崎さんは「芸術文化と食欲の秋を落語と本格会席料理、香り高い地ビールで堪能いただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は17時~。料金は、食事と落語鑑賞=7,000円(満席)、落語鑑賞のみ=2,000円。予約は、フェイスブックページ、メール、電話で受け付ける。(食事つきは満席とのこと)