食べる 見る・遊ぶ 暮らす・働く

さいたまの食パン専門店で新メニュー試食会付きイベント カフェ営業後の店内を有効活用

パンを食べる子どもを撮影する参加者

パンを食べる子どもを撮影する参加者

  • 75

  •  

 食パン専門店「和むぎやろくじゅう」(さいたま市見沼区南中丸、TEL 048-685-3013)で4月22日、新メニュー試食会付きイベント「和むぎやデザイン部」が始まった。経営は小麦粉やそば粉の製造販売を手掛ける「前田食品」(幸手市)。

試食メニューを食べ比べながら意見を出し合う参加者たち(関連画像)

[広告]

 6月でオープン3周年を迎える同店。国産小麦と天然酵母を使った無添加食パンの販売、日替わりメニューを提供するカフェを併設する。古民家を活用した店内は梁(はり)天井と、大きな木のテーブル、ウッドデッキが特徴。

 マネージャーの迫田静香さんによると、カフェ営業終了後の店内を有効活用しようと今回、カフェスペースの時間貸し(1時間=2,500円)のほか、新たな試みとして同イベントを企画したという。「新商品をお客さんに試食してもらい率直な感想が聞きたい」と迫田さん。

 「なりきりカメラマン」をテーマに行った第一回は、子どもを含む11人が参加。店内を自由に撮影したほか、パン、焼き菓子、ケーキなど合わせて10種以上の新商品を試食した。

 見沼区から家族4人で参加した児島潤一さんは「子どものために添加物に気を付けた食生活を心掛けている。ここのパンやメニューは安心感があり、おいしいので小食の子どももたくさん食べてくれる。今回は試食会と聞いて参加したが、いろいろ食べられて感激した」と笑顔を見せる。

 武蔵浦和から親子で参加した青木美穂さんは「仕事で近くに来た時、パンを購入する。店内も雰囲気がよくおしゃれ。子どもがまだ小さく、普段はゆっくりランチができないことが多いが、今日は子どもと一緒に楽しめた」と話す。

 同店スタッフの有山早矢香さんは「普段はなかなかゆっくりお客さまの話をお聞きする時間がないため、試食していただき、一つひとつ感想や意見をいただいてとても参考になった。今後の商品作りに生かし、よりおいしい商品を提供していきたい」と意気込む。

 同イベントは今後、1~2カ月に1度のペースで定期開催していく予定という。迫田さんは「参加していただいた人は皆さん部員。一緒に店作りを行っていきたいので、気軽に参加して率直な意見をいただけたら。夜の店の雰囲気も見どころの一つ」と話す。

 営業時間は、平日=8時30分~17時、土曜・日曜・祝日=7時~17時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース