大宮の埼玉ベルエポック製菓調理専門学校(大宮区仲町3)で5月13日、一般向けにケーキや焼き菓子を販売する学内店舗実習「ビストロベル」が開催された。
パティシエ科の2年生41人がケーキや焼き菓子を作り、店舗を見立てて客をもてなす同実習。同校では1年次に2回、2年次に4回の合計6回行っている。
今回の実習では、クレープ包み(250円)、ショートケーキ(200円)、マドレーヌ(150円)など約10種類のケーキと焼き菓子を用意した。
パティシエ科担任の小泉恭野さんは「今までは販売のみだったが、今回から学校内で食べられるイートインを設けた。雨の中ではあったが多くのお客さまに来ていただき、学生もやりがいがあったと思う」と振り返る。
副校長の飯塚洋一さんは「学生は料理や製菓にひたむき。みんな食業界で身を立ててほしい。20日には調理師科2年生によるロコモコ丼のテイクアウト&イートインも開催した。学内店舗実習の日程はホームページにあるので、学生が一生懸命作った料理を食べに来てもらえれば」と話す。