さいたま市北区の温浴施設「おふろcafe utatane(うたたね)」(大成町4)で9月9日から、体験型ミステリーイベント「おふろミステリー4」が開催される。
同施設が企画する「おふろミステリー」シリーズ第4弾となる同イベント。
今回は「追憶の街角~狙われた探偵ルーム」と題し、これまでと趣向を変えた「客室滞在型推理イベント」として、参加者は特別に改装したという2部屋のコンセプトルームに滞在し、客室の中に隠された仕掛けや証拠をたよりに隠された謎の真相にせまる。コンセプトルームの監修とストーリー・トリック制作は、謎解き・ミステリー作家の野山苺摘(のやまいづみ)さん。
野山さんは「主人公になりきってミステリーに挑戦してもらえるようコンセプトルーム作りに力を入れた。業界でも極めて珍しい専用客室に滞在し、じっくりとミステリーの真相に迫っていただけたら」と参加を呼び掛ける。
同客室は1990年代の英国の探偵事務所をイメージ。壁紙や家具はヨーロッパ製の物を使う。英国の探偵を思わせる衣装や小物もそろえ、本物的な探偵気分が味わえるという。
併設するカフェでは期間中、「秋の限定メニュー」として、クマが風呂でくつろいでいる様子をかたどった「パンプキンおふろシチュー」(1,260円)、チョコペンで自由にデコレーションが楽しめる「ハロウィンお菓子の家」(980円)など、食べるだけでなく見た目でも楽しめるメニューを用意する。
イベント対象年齢は中学生以上。1日4組限定で、昼プラン(12時~17時)一室=1万2,000円、夜プラン(18時~翌10時)一室=1万8,000円~2万5,000円(イベント参加料、客室利用料、温浴施設利用料、参加賞含む)。昼プランの予約はチケット購入サイトから、夜プランの予約は特設サイトの専用フォームから受け付ける。
副支配人の新谷竹朗さんは「今回は今までのおふろミステリーシリーズで、最も難しい作品となっている。本格ミステリーに挑戦したい人や、一風変わった重厚な客室でのひとときを楽しみたい人など、たくさんの人に楽しんでいただけたら」と話す。
同イベントは9月9日から11月30日まで。