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大宮の老舗割烹旅館でアナログレコード鑑賞会 愛好会所持のレコード6,000枚から

コレクションの1部と同館の若おかみ、篠崎清美さん

コレクションの1部と同館の若おかみ、篠崎清美さん

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 大宮区の老舗割烹(かっぽう)旅館「東山」(大宮区寿能町2)で9月24日、「武蔵野レコードpresents アナログレコード鑑賞会」が行われる。

コレクションの1部を持つ同館の若おかみ、篠崎清美さん

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 大宮公園近くの閑静な住宅街の約4000平方メートルの敷地に立ち、舞台付き100畳大広間のある同館。2014年に創業110周年を迎え、記念行事として「ジャズ・サンバライブ」「三遊亭楽生落語会」「囃子・ミーツ・サンバ」を行った。今回は、第4弾として会席料理付きのレコード鑑賞会を大広間で開く。

 同旅館の篠崎大介さんも所属するアナログレコード愛好家グループ「武蔵野レコード」が主催。メンバーがそれぞれ都内を中心とした各地のレコード店に通い、貴重なレコードや「良い」と思うレコードを探し、1~2カ月に1回メンバーの家に集い、レコードを持ち寄りお酒を飲みながら音楽を楽しむ会を開催しているという同グループ。

 メンバーの鈴木さんは「この会で他のメンバーを驚かすために、日々レコードを買い漁っていると言っても過言ではない。レコードの所持枚数は、メンバー全員合わせると6000枚くらいだと思う」と話す。「和室でまったり美味しい料理とお酒を楽しみながら好きな音楽を心ゆくまで聞きたい」というメンバーの希望から同イベントが実現した。

 今回のテーマは「秋に聴きたい音楽」「自慢の1枚」。鈴木さんは「主には60~70年代のロックやソウルが中心になると思うが、当日の来場者の雰囲気も考慮してメンバーが厳選するものをお聞かせしたい」と話す。「全てのアナログレコードに興味がある方。例えば、アナログに興味があるけど聴いたことがない方がアナログレコードを聴くようになるきっかけになったらうれしい。貴重盤や珍しい盤もかかると思うので、アナログレコードを普段から聴いている人も楽しんで頂けると思う」とも。

 篠崎さんは、「昭和の時代は多くの人が、和室でレコード鑑賞などしていた。若い方も、レコード世代的な方も楽しめるセレクションになっているのでぜひ気楽に鑑賞会だけでも楽しみに来ていただければ」と呼び掛ける。

 食事は旬の味覚を集めた会席料理で、当日のみの特別メニュー。キノコや栗など秋の味覚をふんだんに使った前菜、季節の魚の造り、丸茄子と牛肉の煮卸しの煮物、揚げ物、デザートなど。

 受付は15時30分~、16時開演。食事は19時~。料金は、会席料理とレコード鑑賞=6,000円、レコード鑑賞のみ=1,000円。予約はフェイスブックページもしくは電話(TEL 048-641-2615)で受け付ける。

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