革を乾燥させている工場で素材の状態を確認する職人
歴史と技術が織りなす物語、未来へと続く第一歩
2024年4月26日、草加市の皮革産業が「姫路・たつの地区」、「東京(墨田区)」、「和歌山(和歌山市)」と並び、「日本皮革四大産地」の一つに選ばれました。
これを記念して、草加市役所は「草加の皮革物語」をテーマに、プロモーション動画と特別広報紙を制作。草加の魅力を国内外に発信しています。
草加の皮革産業の特徴
草加市の皮革産業は、昭和10年から続く伝統的な技術を大切にしながら、時代の変化に合わせた製品開発を行ってきました。高品質な革製品は国内外で高い評価を受けています。
草加市では、動物の皮の状態から革(レザー)に加工し、さらにかばんや財布など最終製品の製造まですべて地域内で完結できます。これにより細部にまでこだわり抜いた質の高い革製品が提供できるのが特徴です。
また、他の産地は、牛や豚など一つの動物に特化したところが多い中、草加市では、牛や豚だけでなく、羊、鹿、サメ、爬虫類など、多様な種類の動物の皮を扱っており、その技術力の高さも評価につながりました。
草加市オリジナルブランド「HIKER」
HIKER は、埼玉県草加の皮革職人集団とクリエイティブチームが連携して創ってゆく、新しいプロダクトブランドプロジェクトです。
モノとヒトとの関係を詠みときながら、生活のなかに深く根づき、世代をまたいで使い続けられるようなプロダクトを目指しています。
HP:https://hiker.jp/
特別プロジェクト「草加の皮革物語」
プロモーション動画:技術と文化を映像で体感
https://www.youtube.com/watch?v=zIvBNEI8Ka0
草加市の美しい街並み、職人の作業風景、そして出来上がる革製品の魅力をリアルに感じられる動画が完成。未来を担う若手職人の姿も収録されており、革産業への情熱が伝わる内容となっています。
なお、これらの動画はドローンでの撮影も含めて、企画、撮影、編集などすべての行程を広報課職員が行いました。
広報紙:草加の技と想いを凝縮
広報そうか令和6年11月号
特集「伝統と確認が紡ぐ、SOKA LEATHER物語」では、
以下についてまとめています。
・草加市の皮革産業の歴史と成長の軌跡
・職人たちの仕事場とインタビュー
・地域が誇る名品の紹介
・未来を担う次世代の若者たち
・草加の皮革産業の真髄
広報紙は市役所やオンラインで配布中。
草加の伝統に触れる絶好の機会です!
https://www.city.soka.saitama.jp/kohosoka/r06/24110199/2024_11_double_page_spread-1.pdf
お問い合わせ
草加市役所市長室広報課
住所:埼玉県草加市高砂1-1-1
HP:https://www.city.soka.saitama.jp
TEL: 048-922-0549