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「ほぼ地元産トマトチキンカレー」 さいたまの農家グループが農業祭で販売

ほぼ地元産トマトチキンカレー

ほぼ地元産トマトチキンカレー

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 農家グループ「さいたま市アグリネットワーク」(さいたま市緑区見沼)が11月16日・17日、見沼グリーンセンター(北区見沼2)で開催される「さいたま市農業祭」で市内産の米・野菜・スパイスを使った「ほぼ地元産トマトチキンカレー」を販売する。

メンバーが栽培するとうがらし。カレーに好きなものをトッピングできる

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 緑区周辺の「見沼田んぼ」エリアで環境保全型農業に取り組む農家の勉強会として結成した同団体。メンバーにはトマト農家、唐辛子農家、米・野菜農家がいることから「地産地消のカレーを作ろう」という話が持ち上がった。

 メンバーでトマト農家の井上信彦さんは「夏に収穫したトマトを冷凍保存してあり、有効活用したいと思っていた」と話す。唐辛子農家・サカール祥子さんは「今年夏に体験イベントで農園の唐辛子を使ったカレーを提供したところ、参加者に好評だったことから思いついた」と経緯を話す。

 カレーに使う米・野菜・スパイスは、手に入る限り地元産を使う。トマトを全部で約20キロ使い、「爽やかな酸味のあるカレー」を目指した。市販のカレールーを使わず、地元産の唐辛子やハーブを使い、スパイス、ショウガ、ニンニクなどを独自で配合している。子どもでも食べられるよう辛さを控えめにしているが、辛いもの好きにも対応できるよう、好きな唐辛子を「トッピング」することもできる。

 団体代表で野菜を栽培する笠原勇さんは「材料の鶏肉などは市内で調達できなかったので、『ほぼ地元産』。何度も試作して納得の味になったので、多くの人に味わってほしい」と呼びかける。カレーは1食800円、少なめ500円。各日200食限定で、売り切れ次第終了する。

 開催時間は9時~15時。雨天決行。

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