プレスリリース

障がい者の“住まい”と“雇用”のミスマッチを解消。業界初のスカウト型マッチングAIサービス『ACDOOR』が共生社会の実現を後押し

リリース発行企業:Re Prime株式会社

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AIを活用したシステム開発を手掛けるRe Prime株式会社(代表取締役:坂井諒平/埼玉県川口市)は、障がい者のグループホーム入居支援および就労支援を目的としたスカウト型プラットフォーム「ACDOOR(アクドア)」のサービス展開を本格化します。
ACDOORは、AIとマッチングアルゴリズムを活用し、「住まい」と「仕事」両面でのミスマッチを解消することを目指した福祉業界初の統合型マッチングサービスです。
利用者はLINE登録のみで簡単に希望条件を入力でき、施設や企業側はその情報に基づいてスカウトを行うことが可能です。

■障がい者福祉と雇用の今── 求められるのは「つなぐ」ための仕組み

障がい者向けグループホームの需要が年々高まる一方で、「空室が埋まらない」「適切な候補者が見つからない」といった課題が全国で深刻化しています。一方、利用希望者やその家族にとっても、情報収集や問い合わせ、見学調整などに多くの時間と労力がかかる実情があり、いわば“検索疲れ”の状態が続いていました。

また、障がい者雇用においても、企業側が「求人を出すこと自体がハードル」と感じているケースが多く、法定雇用率を満たせずに悩む中小企業も少なくありません。
ACDOORは、こうした情報の非対称性をAIによって補完し、双方にとって負担の少ない形でマッチングを実現することを目的としています。

厚生労働省によると、2024年4月からは法定雇用率が2.5%に引き上げられ、2026年7月にはさらに2.7%への段階的引き上げが予定されています 。一方、2024年6月時点での実雇用率は2.41%と過去最高となったものの、法定雇用率を満たす企業は46.0%にとどまっており、その達成状況に課題が残っています※1。

企業側が法定雇用率の引き上げに対応しきれない問題だけでなく、障がい者側も求人の“見えにくさ”や偏在する情報の壁があり、就労機会の格差を生んでいます。

2023年時点で全国のグループホームの在所者数は約27万人にのぼり、その需要は年々増加しています※2。しかし現状では、空室があってもその情報が本人や家族に届かず、施設側は収益機会を逸するという課題を抱えています。同様に、障がい者の雇用を進めたい企業側も、法定雇用率の達成に苦戦しており、「納付金リスク」と「採用後の高い離職率」という二重の負担に悩まされています。
Re Primeが提供するスカウト型マッチングプラットフォーム「ACDOOR(アクドア)」は、こうした障がい者・グループホーム・企業の“三者それぞれの課題”を同時に解決する新たな仕組みです。私たちは、このサービスが共生社会実現への最短ルートであると確信しています。

※1 出典:令和6年3月 厚生労働省 障害者雇用対策についてhttps://www.mhlw.go.jp/content/001231511.pdf?utm_source=chatgpt.com
※2 出典:厚生労働省「令和5年 社会福祉施設等調査の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/fukushi/23/index.html

■ ACDOORの主な機能と特徴

ACDOORは、「入居支援」と「雇用支援」、「アセスメントシート作成支援」という3つの機能を軸に、障がい者とグループホーム、企業との円滑なマッチングを実現するサービスです。

1.入居支援機能
利用希望者がLINEから簡単に希望条件を登録できる仕組みを採用。登録・利用は完全無料で、住所や家賃、設備の希望などに応じて、施設側が該当者をスカウトする形式を取っています。施設側は専用の管理画面から候補者を検索・スカウトでき、従来必要だった空室情報の掲載や更新作業は不要です。加えて、利用者からのチャット返信率も高く、結果的に“内覧”に相当する接点が増え、スムーズな入居決定につながっています。
2.雇用支援機能
法定雇用率の達成に課題を抱える企業に向けた“非公開型求人支援”として提供しています。企業は自社に合った候補者像を登録しておくことで、条件にマッチした障がい者候補が自動的に表示され、チャットベースで直接アプローチすることが可能です。個人情報の管理には厳重な配慮がなされており、求人掲載から入社決定までのすべてのプロセスにおいて成果報酬型を採用。初期費用や月額料金、掲載費用は一切不要で、入社が確定したタイミングで初めて費用が発生する設計になっています。
3.アセスメントシート簡単作成機能
障がい者の方が相談支援を受ける際に必要なアセスメントシートを簡単に作成できる機能を実装完了。LINEからシステムにアクセスし、簡単な質問に答えていくだけでエクセル形式でアセスメントシートが無料で簡単に作成できるようになります。これにより、相談支援を受ける際により円滑にサポートを受けられる可能性が高くなります。

さらに、ACDOORは今後、相談支援事業所や自治体との連携も視野に入れ、地域単位での利活用を推進していく計画です。デリケートな情報を扱う福祉・雇用の現場においても安心して導入できるよう、企業や施設の機密性に配慮した設計と運用体制を整備しています。

■ 代表コメント(坂井諒平・代表取締役)

「ACDOORは、障がい者と施設・企業の間にある“情報格差”や“文化の違い”をテクノロジーで補い、より多くの人にとって自然で負担の少ない選択肢を増やすために生まれました。今後も障害福祉の課題、雇用機会の不足、情報不足といった社会課題に対し、AIと人の思いやりを融合させた新しい支援の形を提供してまいります」

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■ Re Prime株式会社について

Re Prime株式会社は、AIを活用したマッチングプラットフォームの開発・運営を通じて、福祉・教育・雇用など人の課題をテクノロジーで支援する事業を展開しています。
LINE連携設計やUI/UXに強みを持ち、福祉・行政・教育機関など幅広いパートナーとの連携を通じて、共生社会の実現に貢献しています。
会社名:Re Prime株式会社
代表者:坂井 諒平
所在地:埼玉県川口市芝新町8-22
事業内容:障がい者支援プラットフォーム「ACDOOR」の運営、LINE活用支援、広告マーケティング
ACDOOR(施設向け):https://www.acdoorfacility.com/
ACDOOR(利用者向け):https://www.acdoorchallenged.com/
資料DL:
d134880-7-eab6c282e017066d1e56293b8c8a84f3.pdf

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