大宮駅周辺の13会場などで4月20日、街じゅうを音楽とアートで彩る市民の手づくりイベント「アートフルゆめまつり2014」が開かれる。
「みんながつくり手、みんなが主役」アートフルゆめまつり:過去の様子
2008年にスタートした同イベントは、音楽を中心とするアートで人と街をつなぐことを目的に開催。第1回から市民が企画し運営しており、当日の運営も業者への外注はほとんどなく、出演者自らが準備から会場運営までを手掛ける「みんながつくり手、みんなが主役」が特徴。このため、イベント開催までに毎回100人以上が参加する実行委員会を数回開き、準備を進めてきた。前日となる19日は、最終的な資機材の準備や確認作業が進められた。
7回目となる今年は、大宮区役所、高島屋前、大宮駅コンコース、東光寺、銀座通り、DOMピロティなど13の会場で、さまざまなジャンルの音楽を中心にパフォーマンスや絵画展示などを展開。14時からはパレードも。平成広場などでは、工作ワークショップなどの参加型企画も予定する。
出演するのは、アマチュアからプロまで136の団体や個人。2年前からは、企画の趣旨に賛同したタケカワユキヒデさんらも出演している。
今年は、銀座通り商店会とJR東日本大宮総合車両センターの協力によるミニ新幹線の運行や、NTT東日本埼玉支店によるWi-Fi企画、「038=オーミヤ」にかけた38センチのホットドッグ「038DOG」などを提供する「038Cafe」など、街中での連携企画も充実させる。
同実行委員会の出口朱輝事務局長は「多くの参加者が長い時間をかけて準備してきた。街角から流れる音やアートをたどって大宮の街を楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
イベントスケジュールなどの詳細はホームページで確認できる。